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ライフセービング豆知識
 
人工呼吸の手順
1.事故状況の観察

救助する側が手当中にさらに事故に巻き込まれることのないように、安全に安定して処置ができる状況が周囲を確認する。

2.意識の確認

患者の意識の状態を調べるために耳元で声を掛け、肩を軽く叩く。

 

3.気道確保

意識がない場合は、気道がふさがって呼吸困難になる場合があるので、口内の嘔吐物などを取り除いてから頭を後ろに傾けて気道の確保を行う。

 

4.呼吸の確認と人工呼吸
 

気道確保の後に、患者の口元に耳を近付けて呼吸の確認をする。このとき同時に胸の動きも確認する。呼吸が停止しているか微弱な場合は、患者の口から呼気を吹き込む方法で人工呼吸を行う。患者の鼻をつまみ、胸の膨らみを確認しながらまず静かに2回連続して吹き込む。その後5秒に1回のペースで呼気の吹き込みを繰り返す。

この他に脈拍が停止している場合は、心臓マッサージが必要になります。

なお、心肺蘇生にあたっては専門の講習会を受講のうえ、正しい技術を身につけてから実施してください。心肺蘇生法の講習会は日本ライフセービング協会の他、消防署、日本赤十字社などが開催しています。

 




リップカレントから脱出するには

海にはリップカレント(離岸流)と呼ばれる沖へ向かう水の流れができることがあります。この流れに入ってしまうと、どんどん沖へ流されてしまいます。海水浴場で溺れる方はこのリップカレントに流され、岸に戻ろうと泳いでいるうちに泳ぎ疲れてしまうことが多いようです。
もし、リップカレントに流されていると思ったら次の要領で流れから逃れてください。

1.パニックを起こさず冷静に!!

落ち着くことが一番大切です。リップカレントとは速いものでは秒速2メートル(水泳のトップ選手の泳ぐ速さと同じくらい)ほどになりますが、ある程度の距離で流れははくなります。落ち着いて次の行動を考えましょう。

2.流れから逃げる

泳ぎに自身のある場合は岸に向かって45度の角度で泳いで戻ります。流れが強い場合や泳ぎに自信がない場合は、一旦横に20〜30メートル泳いでから岸に向かうか、沖の流れがなくなるところまで流されてから横に泳いで岸に向かいましょう。

 

3.自分で戻れない場合は「たすけてサイン」!!

自力で戻れないほど沖に流されたり、泳いで戻る体力がなくなってしまった場合は、恥ずかしがらずにライフセーバーや周囲の人に助けを求めましょう。その場合でも体力が限界になってからではなく、余裕をみて早めに助けを求めます。




海の安全十ヶ条
1.泳ぐ前には必ず運動を

波や流れの中で泳ぐのは普段使わない筋肉を使う場合があります。けいれんなどを起こさないように準備運動は念入りに。

2.飲んだら泳ぐな、泳ぐなら飲むな。

溺れる方の多くはアルコールを飲んでいます。欧米では海岸での飲酒を条例で禁止している国もあるほどです。事故につながる危険性が高いのです。

3.過労や睡眠不足では水に入らない。

過労や睡眠不足での水泳はかなりの負担が体にかかります。過労・睡眠不足の状態では、決して海に入らないでください。

4.水分の補給と日陰での休息を忘れずに。

楽しい海水浴でも日向で水分を取らずにいると日射病、熱射病になる場合があり、時には命を落とすことも。パラソルとお水は必携です。

5.健康的に見えても焼きすぎれば火傷

日焼けも過度に焼くと火傷のようになり治療が必要な場合も。また肌の老化やシミの原因にもなります。日焼け止めをこまめに塗って適度な日焼けを心掛けてください。

6.小さなお子様からは目をはなさないように

海水浴場の人ごみでは子供はすぐ親御さんを見失ってしまいます。親御さんを探して海へ、そして溺水という事故もあります。

7.泳いでいいのは青の旗

海水浴場はその日の海の状況を判断して旗で遊泳可能(青)や遊泳注意(黄)、遊泳禁止(赤)の表示をしてあります。せっかくの海水浴でも赤の旗の場合はご遠慮ください。
※ただし、地域によって色や表示方法に違いがあります。

8.沖で戻れなくなたり、溺れている人を発見したらライフセーバーに「たすけてサイン」を

片手を大きく振る“たすけてサイン”はライフセーバーの共通のサインです。いたずらや遊びではサインは出さないでください。
※ただし、海水浴場によっては周知されていないところもあります。

9.赤/黄の旗が遊泳区域

海水浴場では、接触事故を防ぐために、泳ぐ場所とサーフィンなどの区域は時間により区切られています。遊泳区域は赤/黄の旗の間になります。確認の上ご遊泳ください。

10.泳ぐならライフセーバーのいる海岸で

海の安全について熟知しているライフセーバーのいる海岸であれば安心して泳ぐことができます。


参考:日本ライフセービング協会HP
 
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